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高校1年生3人が傷病者を救護しました

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 高校1年生の細貝心美さん、西笛仁一朗さん、黒木奏佑さんは6月2日、路上でけがをした女性を救護しました。

 放課後、部活動に行くために校舎前の道路を歩いていた3人は、後方から鈍い音が聞こえ振り返ったところ、女性が倒れていることを発見。慌てて駆け寄ると頭から血を流していることがわかり、急いでティッシュやタオルなどを出して手当てを始めました。その状況を見ていた国士舘大学の学生3人も加わって、コンビニエンスストアで救護用品を購入する、119番通報するなどして対応に当たり、無事救急隊員に引き渡しました。

 

 けがをしたのは国士舘大学の学生食堂「アンブラン」で働く女性で、「近くにずっとついていてくれで心強かった。何かお礼がしたい」と高校および大学側に事情を説明。大学生は残念ながら特定には至りませんでしたが、高校生3人が空手道部の部員であることがわかり、6月20日に空手道部の中高生を招いて学生食堂の食事をふるまいました。

 アンブラン社長の白倉一史さんは「心がけの良い学生・生徒さんの行動に感動した。大学生には直接お礼を言うことができないので、学生食堂で気づいたらぜひ声をかけてほしい」と話しています。

 

 当時の状況について細貝さんは「気づいたら身体が動いていました。困っている人がいたら助けるというのは国士舘中学時代から先生に繰り返し教わっていたことだったので、何かしなければと思い行動しました」、西笛さんは「エプロンが血まみれで慌てました。119番通報をするのは初めてで救急車で運ばれた後もけがが軽ければ良いと心配でした」、黒木さんは「後ろからドンという音がして振り返ったら倒れていたので驚きました。倒れた拍子に落ちた荷物を拾うなどしました。大事に至らず、仕事にも復帰されていて安心しました」と話しました。

 空手道部顧問の細貝武司教諭は「3人は中学校から国士舘で学んでいる生徒です。人のために役立つことをするという道徳意識は国士舘の建学の精神にもつながっており、中学校・高等学校を通して伝えています。その意識が備わっていること、そして具体的な行動に移すことができたということに素直に感心しました」とねぎらいました。