卒業生が想う国士力
先達が想う国士力
T.Mさん
日本放送協会(NHK)放送管理(編成)
町田市立南中学校 出身
平成25年度 高等学校 卒業
平成29年度 学習院大学 法学部 法学科 卒業
“ まずは挑戦してみよう ” という精神が身についたのは 3 年間があったからこそ
家庭環境から都立に進学予定でしたが、中 3 の時に初めて見た国士舘の野球に惹かれて入学を決意、学業優秀奨学生になることを条件に母親を説得し進学しました。印象に残っているのは硬式野球部で過ごした時間です。ハードな部活動と学業の両立に何度も心が折れかけ、野球ではメンタルの弱さゆえに重度のイップスを発症したこともありましたが、仲間とともに苦楽を乗り越え最終学年でレギュラーを獲得、その成功体験と「やり抜く」ことの大切さを学べたことは人生の指針です。何事にも恐れず “ きっとうまくいく。まずは挑戦してみよう” という精神が身についたのもあの 3 年間があったからこそだと感じています。
M.Dさん
堂本製菓株式会社 代表取締役社長
国士舘中学校 出身
平成13年度 高等学校 卒業
従業員に声がけする際に考えることは“ 国士舘の先生ならなんと伝える?” です
柔道部に所属、マネージャーとして高校 3 年間を過ごしました。3 年のとき全国大会で芳しくない結果となり、理由を考えた際に “ 強い柔道部に自分のような一般生徒が混ざっているからでは ”と思い悩んだのですが、当時の監督が引き留めてくださり、インターハイで優勝してくれたことは忘れることができません。世界一をめざす先輩、友人、後輩がいて、彼らがすべてを注ぎ込み目標に向かっている姿を間近で見ることができたこと、そしてその選手たちを支える先生方の、“ 人として ” の指導に触れられたことは大きな財産です。会社経営を行う今、従業員さんたちに声がけする際に思うこと、それは “ 先生方ならなんと伝えるだろう” ということです。
K.Kさん
国士舘大学 21世紀アジア学部 21世紀アジア学科1年生
世田谷区立弦巻中学校 出身
令和5年度 高等学校 卒業
人との接し方を学べたことが、僕自身の成長につながったと思います
国士舘の賑やかさというか、明るく生活しているな…と思えた雰囲気に惹かれて進学しました。高校生活で思い出されるのはやはり部活動(バスケットボール部)です。正直、楽ではなかったです。下級生の時は先輩についていけばよかったのですが、部長を任されたことで僕の場合はチームをまとめるというより、チームを勝たせることを目指しました。大切にしたのは “ 攻める気持ち ” です。そのためにもみんなにやってほしいと思うことを自分から率先して行うという思いで、強気に戦う姿勢を練習から示してくことを心がけました。ただ、最初から上手くはいきません。同級生に頼り、最終的には先生にも頼り、みんなに頼りながら頑張れた感じです。そのなかで人との接し方というものを学べたことは僕自身の成長につながりました。勉強面においては先生から出された課題は確実にこなすこと、そして学校の勉強を頑張るということを自分に課しました。文武両道は高校進学時に自分で決めていた目標でしたが、その部分に関してはできたのでは…と思っています。国士舘は礼儀などにはけっこう厳しい学校ですが、そのなかで身なりを大切にすることも学べたように思います。そしてそれは卒業後にプラスになると今、感じています。
T.Mさん
日本大学 スポーツ科学部 競技スポーツ学科1年生
浦安市立富岡中学校 出身
令和5年度 高等学校 卒業
国士舘に来てよかったと思うことは、いい仲間たちに巡り合えたことです
サッカー界の名将といわれる方が国士舘のTA になられたことで練習を見学したことが入学のきっかけです。3 年間はきつかったこと、大変だったことのほうが多かったかも知れないですけど、充実していました。1 年の時からサッカーも勉強もしっかりやらないと…と思っていましたし、先生方からも口うるさく大学(進学)のことをいわれていたのでいい意味で危機感を持っていたのですが、2 年次にケガをして試合に出られない時期があったり、3年次にはキャプテンや寮長をさせてもらったことも含めて貴重な経験を積むことができました。大学受験では指定校推薦で上手くいかず、大きな不安にも襲われたのですが、周りに自分のことをしっかり見てくれる仲間たち、先生方がいたことで凄く助けられました。2 年次ケガをした時も周りの人たちと話をすることで “ このままじゃダメだ ”と感じ、前に進むことができたのです。国士舘に来てよかったと思うことは、いい仲間たちに巡り会えたことです。自分は現在、日本大学に通っています。めざしているのはサッカーの指導者。国士舘で培った経験をいかし、頑張っていこうと思っています。皆さんもスポーツと勉強を頑張れる環境がある国士舘で文武両道を頑張ってみてください。
F.Tさん
国士舘中学校・高等学校 養護教諭
川崎市立橘中学校 出身
平成27年度 高等学校 卒業
平成31年度 国士舘大学 文学部 教育学科 教育学専攻 卒業
令和3年度 日本体育大学大学院 体育科学研究科 博士前期課程 修了
その先を考えた今が大事なんだよ…ということを、生徒たちに教えていきたいと思います
部活(バスケットボール部)引退時に先生から「ここで満足していたらTの人生、上手くいかないよ」と言われたことを今でもよく覚えています。“ 今は辛くても、それを乗り越えた先に道は開けるんだよ ” ということだと思うのですが、当時は悔しくて “見かえしてやる!” という反発力と同時に、現状に満足せずチャレンジを続けようというモチベーションになりました。結局、先生は私の性格を見抜いていたんだと思うのです。国士舘の先生方は生徒一人ひとりの “その先の人生 ” を考えてくれていますから。養護教諭として国士舘に戻ってきた今、私も “ その先を考えた今が大事なんだよ” ということを生徒たちに教えていきたいなと思います。
H.Yさん
上智大学 外国語学部 英語学科1年
国士舘中学校 出身
令和4年度 高等学校 卒業
人としての立ち居振る舞いや礼儀にはじまり一人ひとりがやりたいことをできる学校です
国士舘という学校は、日常生活での立ち居振る舞いを含めた礼儀であるとか、相手に対して敬意を払うといった心が身につくところだと思います。挨拶もそのひとつ。「ありがとう」という言葉をしっかりと相手に伝えることの大切さをオリエンテーションや普段の学校生活の中で教えられますし、授業などでもそういったことを学べるんですね。たとえば国語の授業では文章を読み込み、その流れや結論、構造を紐解いていくことで人の話を構造的に聞けるようにもなりますし、相手の考えに想いを巡らせることも身につきます。そしてその過程において生徒一人ひとり主体性を育てると同時に論理的思考力も鍛えられたように感じています。部活(空手部)や秋楓祭、体育祭といった行事などで人間関係の築き方や協調性を学ぶことができたのもプラスでした。僕らの代は入学時からコロナ禍となりましたが、イベントや修学旅行なども学校はできる限りのことは運営してくださったので、そういう面での嫌なコトはなかったですよ。国士舘はスポーツに打ち込みたい、思いっきり高校生活を楽しみたい、勉強を頑張りたい…など生徒一人ひとりがやりたいことを自由にできる学校です。自分のやりたいことに向かって突き進んでください。
N.Oさん
順天堂大学 医療看護学部 看護学科1年
品川区立東海中学校 出身
令和4年度 高等学校 卒業
個々の個性を認めてくれる国士舘高校でいろいろなことに挑戦してみてください
中学生の頃は警察官に憧れていていたんですね。それで大学別の警察官・消防士就職者数全国1位の国士舘大学への進学を見すえて国士舘高校を選びました。進学に関しては看護系を志望するようになったのですが、それでも国士舘に進んでよかったと思います。理由は、ごくごく単純に友だちがたくさんできましたし、先生に質問をしに行くとかみんなの前で話をするといった、それまで苦手だったことができるようになったからです。それは国士舘が個性を認めてくれる学校であったことや、勉強を頑張る仲間が多いクラスだったという環境だったこと、そして先生方は質問に対してキチンと教えてくれて「あ、そういうことだったんだ!」って納得できる体験をたくさん積めたからだと思うんです。そして部活(水泳部)で副部長というみんなをまとめる役割を任されたことや、よく通った『K-Improve』で積極的に人と関わるように心がけたことでもコミュニケーション力が上がったのだと思います。そんな3 年間で身についたことやめげない気持ちはこれからも活かせるのでは…と感じています。なので、みなさんにはもし国士舘に進むことになったら、勉強も、部活も、友だち作りなども含めていろいろ挑戦してみてください。
C.Sさん
昭和大学江東豊洲病院 看護師
国士舘中学校 出身
平成30年度 高等学校 卒業
令和3年度 昭和大学 保健医療学部 看護学科卒業 看護師・保健師
国士舘で教え授けていただいた『誠意』を一人の人間として、大切にしていきます
“ 看護師になる”という夢に向けて選抜クラスに進学した高校では、『K-Improve』を利用し、分からないことをその日のうちに解決することで学習のリズムを作りました。国士舘には全国レベルの部活動が多く、文武両道を実践しているクラスメイトはいい刺激に。先生方との距離は近く、真剣な相談から日常の何気ない会話までできるのも国士舘の魅力です。教育理念である四徳目のひとつである『誠意』は「真心を持って行動を起こす」という意味ですが、国士舘中学高校で培われたこの精神を看護師として働く現在も、一人の人間として、これからも大切にしていきたいと考えています。
T.Kさん
国士舘大学 体育学部 スポーツ医科学科
大学院救急システム研究科 准教授
杉並区立井荻中学校 出身
平成9年度 高等学校 卒業
平成12年度 国士舘大学 体育学部 スポーツ医科学科卒業
平成18年度 国士舘大学 スポーツ・システム研究科 救急救命システムコース修了
協調して物事に取り組む素晴らしさなど、私にとって重要な要素を学んだ高校時代
国士舘では規律の大切さ、協調して物事に取り組むことの素晴らしさを学び、精神的な強さを身につけることができました。これは社会人にとっての基礎であり、救急救命士という世界に飛び込んだ私にとっても重要な要素であることが、のちに分かりました。そんな高校時代で思い出されるのは武道大会 です。私は教員チームと対戦したのですが、先生方の何事にも一生懸命で生徒と一緒に楽しむ姿は、私の目標とする教師像のひとつになっています。皆さん、高校3 年間はあっという間ですが時間はどんな人にも平等です。時を大切に、さまざまな情報を自ら取りにいき、将来に向けた悔いのない時間を過ごしてください。
T.Fさん
大田区立蓮沼中学校 保健体育科教員
(日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー)
目黒区立東山中学校 出身
平成21年度 高等学校 卒業
平成25年度 順天堂大学 スポーツ健康科学部 スポーツ健康科学科 卒業
平成27年度 筑波大学大学院 人間総合科学研究科 前期博士課程修了
先生や仲間のサポートなど国士舘には全力で取り組める環境があります!
兄が国士舘のサッカー部で全国大会に出場したのに憧れて進学しました。部活動は厳しかったけど辞めたいと思ったことはないですね。むしろサッカーをやるためだけに学校へ行っていた感じです。その部活動を通じて努力と継続の大切さを学びました。大学卒業後は元々のスポーツトレーナーの夢と、国士舘での教育実習で教員に興味を持ち、「トレーナーの資格を持った教員になろう!」と今に至っています。国士舘をめざすみなさん、スポーツ、勉強、なんでもいいので“ 高校で頑張りたい!” と思うものをなにかひとつ持ってください。先生や仲間のサポートなど、国士舘には全力で取り組める環境がありますから!
A.Tさん
バレリーナ(松山バレエ団)
国士舘中学校 出身
平成19年度 高等学校 卒業
平成23年度 成城大学 文芸学部 卒業
たくさんのことに思い切り挑戦して、毎日の一瞬一瞬を切にしてください
ひとつのことに精魂込めて打ち込むことの大切さを感じ、仲間と尊敬しあえる喜び知り、応援しあえることができた高校生活でした。先生方はいつも明るく接してくださり、授業はわかりやすく、生徒をやる気にさせてくれるものでした。国士舘は頑張っていればみんなが応援してくれるあたたかい場所です。明るく前向きな国士舘で、たくさんのことに思い切り挑戦して、何事もあきらめず、毎日、一瞬一瞬の出来事を大切に学んでください。私も皆さんへの感謝の気持ちを忘れずに、クラシックバレエを通じて多くの方々に夢や希望をお届けできるよう精進します。
D.Tさん
東京都公立小学校 教諭
平成19年度 高等学校 卒業
平成23年度 国士舘大学 文学部 初等教育学科 卒業
国士舘の先生方から教わった一人一人を大切にする姿勢で生徒の夢の実現の手助けに努力しています
私が国士舘で得たものは、多くの先生方との出会いです。先生方は、個性や考え方がそれぞれ異なる生徒に対し、「一人一人の夢」を大切にして、どの生徒にも「大切な一人」の人間として指導してくださいました。小学校教諭となった現在、「一人一人を大切にする姿勢」にはどれだけエネルギーが必要なことか、そのエネルギーによって私自身がどれだけ救われ、成長できたかを実感しています。先生方の「生徒一人一人」は「大切な一人」「かけがえのない一人」という教育理念を意識し、かつて私を温かく見つめ、エネルギーを注いでくださった先生方の背中を追って、生徒一人一人の夢の実現へ努力しています。
T.Iさん
三井不動産商業マネジメント株式会社 福岡計画開業準備室 勤務
中野区立中野富士見(現南中野)中学校 出身
平成24年度 高等学校 卒業
平成30年度 国士舘大学 経営学部 経営学科 卒業
魅力だった“3年間で卒業できる定時制” で国士舘大学への内部進学を実現できました
国士舘を選んだのは昼間定時制で、3年間で卒業できるという点にありました。入学当初ら“ 大学に行きたい”と考えていたため国士舘大学への内部進学ができる点も魅力でした。3年間で印象に残っているのは部活動(軟式野球部)と武道の授業です。野球はほぼ初心者でしたが先輩からの熱心な指導もあり、試合でヒットを打てたことは鮮明に記憶に残っています。私の考える国士舘の良さは“人と経験の機会が多いこと”です。先生方は面倒見がよく勉強は基礎から丁寧に教えていただけ、専門的な学びを伸ばすこともできますし国士舘大学のプログラム参加も可能です。そんな国士舘で実りある3 年間を送ってください。